目に見えない場所の大切さ

突然ですが、木造住宅の「土台」ってご存知でしょうか?

出来上がっている建物ではもう見ることができない部分です。

建物の一番下が基礎コンクリートでその上にあるのが木の土台です。

土台の上に柱が立つので、土台が崩れると柱にも影響が出てきます。


今月施工したユニットバス工事で、浴室部分を解体した時の写真です。

写真左の赤い部分が土台で、違う角度から撮った写真が2枚目です。

土台がごっそり腐ってなくなっています。

浴室に面している洗面所の床は、全くたわみもなかったので、

ここまで土台が腐っているとはわかりませんでした。

解体をしてみるとこの状態だったので、土台を新しくしました。

(写真3枚目、大工さん土台を入替え中)

 

浴室・洗面所リフォーム工事の出来上がりはこの通りです。

表面的にキレイになればとても気持ちがいいですね。でも・・・

出来てみれば、目に見えない部分の修繕工事は全くわかりませんが、そこが一番大切です。

家全体を左右する部分です。

 

こちらは貸家のリフォーム工事なので、工事が完了して大家さんの工事確認に立ち会いました。

入居者さんは長く入られている方で

「ありがとう。ありがとう。」と大家さんをハグして喜んでいました。

「こんなにキレイにしてもらえると思わなかった゚゚(´O`)°゚」と。

 

-という感じで

大家さんと入居さんのほのぼのした関係にほっこりしながら

無事、お引き渡しが完了しました。